ナビ4
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心の悩み、病いの解決に役立つ情報や組織などを紹介します。ご利用してください。
東日本大震災3.11で被災された方への無料プレゼント [2014.3.17]
東日本大震災(2011.3.11)があってから、早いもので丸3年が過ぎました。復興は一部で進んでいるものの全体的にはまだまだという状況のようです。
時間がたつにつれて問題になってくるのが、人々の心の問題、PTSD(外傷後ストレス障害)などです。
日本では確か19年前の阪神・淡路大震災(1995.1.17)のときからPTSDが注目され始めました。
不幸な出来事を乗り越えて平静に日常生活をしているようにみえても、何らかの刺激や出来事などで気分が急に悪くなったり、目まいや頭痛、吐き気などがしてパニックになったり、大震災で体験した心の傷(トラウマ)がストレスになりはじめるのです。
心療内科や精神科などにかかり薬を処方してもらうことは症状を抑えることに役立つので、早めにかかるのがいいでしょう。
しかし、薬だけですべてが解決するというわけではないようなので、精神療法のできる精神科医や心理療法のできる臨床心理士やカウンセラーなどにかかり、心の傷(トラウマ)をいやし心の成長をして、真に前向きに生きていけるようになることが大切です。
精神療法や心理療法など受けることができない場合には、できるだけ人と話すようにしたり、可能であれば自助努力(セルフケア、セルフカウンセリング)をして心の成長・発達をはかり、自らの不幸な体験や悲しみに新しい意味を見い出して生きることができるようになれば症状は治ります。
筆者の立場からは、自助努力(セルフケア、セルフカウンセリング)としてナビ2「読書セラピー」をお薦めします。「読む薬」あるいは「言葉の薬」「文字の薬」といえます。同ページで紹介させていただいているフランクルの本は第一にお薦めします。大震災後、仙台などの本屋さんで売れているという報道がされていたことがあります。
最近、ナビ8「日記」やナビ7「アート鑑賞セラピー」などのページでも書きましたが、絵を見ることによって心をいやすきっかけに役立つ作品を創り販売を始めました。お役に立てれば幸いです。
具体的には「胎蔵界の大日如来 慈悲」「金剛界の大日如来 知恵」「釈迦如来 抜苦与楽」「薬師如来 心身治癒」「阿弥陀如来 極楽浄土」「七福神 宝船と大宝塔」「七福神とダイヤモンド富士」の7点を発売しましたが、次の作品を予定しています。
東日本大震災に被災された方で(続けさせていただく予定ですが、まずは)先着10名の方にご希望の絵1枚を無料でプレゼントさせていただきます。詳細はナビ7「アート鑑賞セラピー」中の第1回で絵をリンクしています。ご覧いただき、下記の要領でご応募してください。
応募方法: ご希望の絵のタイトル、ご氏名、ご住所、電話番号、メールアドレス(パソコンあるいはスマートフォンかなどを念のためお書きください)、被災の状況、現在悩んでいること(それぞれ短くても可)などを、下記のメールアドレスへお知らせください。
応募先: hosoyama@emobile.ne.jp
亡くなった方々へのご供養にも役立ち、悲しみを和らげて、ご自身が元気になり心の成長をしていくためのきっかけになれば幸いです。
筆者らの絵に限らず、美と光のあるいい絵をたくさん見られることをお薦めいたします。「見る薬」あるいは「絵の薬」になります。
実際の薬と違って、「アート鑑賞セラピー」と「読書セラピー」の併用や、それぞれを「多量に服用」しても「薬害」はありませんので、ぜひお薦めいたします。
なお、被災した人々へのプレゼントとして使っていただける方の場合には、半額のご負担で送らせていただきますので、上記のメールアドレスにご連絡をいただければ幸いです。枚数が多い場合には、さらに相談をさせていただきます。
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犯罪被害者の遺族、「絶望から再起へ」 [ 2008.9.18]
殺人事件や事故、自殺などによる突然の死は、遺族や友人などに大きな悲しみを与えて、「心の傷(トラウマ)」を残すことになる。
先日、門田隆将『なぜ君は絶望と闘えたのか――本村洋の3300日』(新潮社、本体価格1300円、7月20日発売)を読んだ。
本書は山口県光市で起きた母子殺害事件の被害者の夫・本村洋氏の闘いを取材したノンフィクションである。
テレビで本村洋氏が質問に答えている姿勢は毅然としていて、反省のみられない犯人の少年(当時)を広島高等裁判所で差し戻し控訴審までして、死刑判決に追い込んだ彼の精神力は実に強いと思っていた。
ところが本書を読んで初めて、愛する妻と生まれて1年になろうとする愛娘を殺(あや)められた本村氏が何度も自殺を考えていたことや、周囲の励ましや協力によって絶望と闘い、裁判に臨んでいたことがわかった。
事件後、本村氏は生きがいを失い会社にも迷惑をかけられないと思って、勤務先の新日鐵の上司である工場長・日高良一氏に辞表を提出する。
そのとき日高氏から「君は社会人たりなさい」といわれて、辞職をとどまったという。
社会人とは労働し納税して社会に発言する人間のことで、労働も納税もしない人間が社会に訴えても、それはただの負け犬の遠吠えだといわれ、社会人としての自覚が芽生えて、少しずつ被害から回復していった。
この「社会人たれ」という言葉は、深層心理学者アドラーのいう「共同体感覚をもつ」ということに通じている。
アドラーは自分のためだけに生きるのではなく、社会の一員として社会に貢献をして生きると劣等感や不安などを克服でき、神経症などの「心の病」が治ることを体験し重視していた。
事件を担当した刑事や検事、神戸の酒鬼薔薇事件の遺族の土師(はせ)守氏、犯罪被害者の会の林良平氏や岡村勲弁護士など、多くの人々と出会って、本村氏は愛する妻と子どものためにも二度とこうした事件が起きないような社会にするために生きることが、自分の「生きる意味」であることに気づき再起をしていく。
この「生きる意味」を重視した精神科医にフランクルがいる(アドラーも重視した)。
彼はユダヤ人強制収容所で両親と愛する妻を殺された。
フランクルは絶望をしたままの人間は自殺をしたり早く死んでしまうが、「生きる意味」がわかると生きる勇気がわき生き延びられることを体験している。
本書の本村氏は、アドラーとフランクルという二人の深層心理学者の考え方にかなって絶望から立ち直った事例ともいえる。
本書は山口県光市の母子殺害事件の遺族、本村洋氏の苦悩と葛藤、人との出会いによる心の変化の過程を丹念に取材して描き出した大変に読みごたえのあるノンフィクション作品である。
それだけではなく、殺人事件や事故、自殺などの遺族や友人などが大きな悲しみと「心の傷(トラウマ)」を乗り越えて生きていくためには、人々の「心のリンク」が大切であることを再認識させてくれるとともに、深層心理学的にも意味のある優れたケーススタディの書ともなっている。ぜひ、多くの人々にお薦めしたい。
門田隆将氏は「週刊新潮」の編集を長年していて副部長であったが、本年3月に25年間勤めた新潮社を退職して、ジャーナリストとして独立した。
本書以外にも、月刊誌「Will」(ワック・マガジンズ梶jの8月号で「秋葉原無差別殺人の深層」を執筆し、9月号で「光市母子殺害事件は何を問うたのか」で、神戸の酒鬼薔薇事件の遺族の土師守氏と対談をするなど活躍しはじめている。
筆者(細山)は就職ものの出版社に勤めていて『マスコミへの道』という本を編集していたときに、門田氏(本名、門脇
護)が中央大学の2年生のときに出会った。
新潮社に入社する前から知っていたので彼の独立を驚かなかったが、恵まれた立場にあったので定年まで勤められるのかなと思っていた。
彼の「志」の実現に期待したい。
なお『なぜ君は絶望と闘えたのか』の最後で、門田氏は広島高裁で死刑判決がでた翌日に、反省の見られなかった犯人に面会をしたことを書いている。
犯人は初めて死と向き合いはじめたようだが、彼が更生をして社会で生きることは残念ながら難しくなったのかもしれない。
現在、神戸の酒鬼薔薇事件の少年(当時)は社会復帰をしているようである。
今後、門田氏は事件ものに限らず政治や経済、歴史、司法、スポーツなど、ジャンルを問わず「人間の情念」を描いたノンフィクション作品を発表していきたいという。
殺人事件を起こした少年が真に更生をしていく「心の軌跡(奇跡!?)」を描いたノンフィクション作品も、ぜひ執筆してもらいたいと思った。
今後のさらなる活躍を心から期待したい。
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「心のリンク」 [2005.5.25、 2008.10.3、2014.3.17一部修正・加筆]
調査中です!
今後、調査をさらに進めて項目を増やすとともに、再調査をしながらリンクして充実させていく予定です。
幅広く相談 お悩み掲示板(無料、匿名で幅広く相談できる) http://onayamifree. com/
お悩み解決館(自分の悩みを相談するときは有料) http://onayami. jp/
自殺関係 東京 いのちの電話 Tel.03-3264-4343 http://www.inochinodenwa.or.jp/
日本いのちの電話連盟 Tel.(s)03-3263-61658 http://www.find-j.jp/
東京自殺防止センター Tel.03-5286-9090 http://www.befrienders-jpn.org/
生と死 すべての人に捧げる生死の学び http://www.geocities.co.jp/cosmosinthesky/3/
犯罪 東京犯罪被害者支援センター Tel.03-3581-6666
被害者支援センター都民センター Tel.03-5419-3336
警視庁・警察総合相談センター Tel.03-3501-0110
東京法務局、人権擁護部 Tel.03-3214-6231
第二東京弁護士会仲裁センター Tel.03-3581-2249
財団法人 法律扶助協会 Tel.03-3580-2851
全国犯罪被害者の会NAVS、「あすの会」 Tel.03-5319-1773 http://www.navs.jp/
強姦(レイプ) 東京・強姦支援センター Tel.03-3207-3692 http://www.tokyo-rcc.org/
性暴力 性暴力被害者サポートライン<SARA> Tel.03-3312-7751
PTSD(外傷後ストレス障害) 日本トラウマティック・ストレス学会 http://www.jstss.org/
うつ病 UTU-NET http://www.utu-net.com/
非行 非行克服支援センター Tel.03-5348-7699 03-5348-6996 http://ojd.npgo.jp/
「非行」と向き合う親たちの会 Tel.03-5348-7265 http://www.shiochanman.com/hikou/
日本BBS連盟 Tel.03-3356-7387 http://www3.ocn.ne.jp/~bbsjapan/
いじめ 発達共助連 http://www.hkren.jp/
ひきこもり 全国引きこもりKHJ親の会 Tel.03-5319-1430 http://www.khj-h.com/
師友会ハートケアフレンドセンター Tel.03-3512-0055 http://www.heartcare.ne.jp/
自傷行為(対人恐怖症、社会不安障害) 「マシュマロ姫」 http://hp9.0zero.jp/138/rierierie/
アダルトチルドレン ママネット http://www.kobe.cool.ne.jp/mamanet/
家族・家庭問題 家族機能研究所 Tel.03-5476-6041 http://www.iff.or.jp/
家族の死 子どもを亡くした親の会(NPO法人 大空の会) Tel.042-562-6803
http://www.geocities.jp/cosmosinthesky/
虐待 子どもの虐待防止センター Tel.03-5330-2990 http://www.ccap.or.jp/
ドメスティックバイオレンス(DV)
東京都 女性相談センター Tel.03-5261-3110 http://www.econopolis.city.itabasi.tokyo.jp/
フェミニストサポートセンター東海 Tel.052-979-0350
http://homepage3.nifty.com/odr/dv
メンズセンター Tel.06-6943-1850 http://www.homepage2.nifty.com/
性同一性障害 埼玉医科大学総合医療センター Tel.049-228-3400
http://www.saitama-med.ac.jp./kawagoe/
日本精神神経学会 Tel.03-3814-2991 http://www.jspn.or.jp/
虎井まさ衛(FTM日本主宰) E-mail: ftmjapan@mve.biglobe.ne.jp.
子を持つトランスの会・クローバー http://www.geocities.jp/croverftm/
性は人権ネットワーク・ESTO http://www4.famille.ne.jp/^tfm-web/esto/
セックス関係 性科学学会 Tel.03-3475-1780 http://www14.plala.or.jp/jsss/
キム・ミョンガンの「せい」相談所 http.//www.sei-kim.com
セックスメイト、山村不二夫 http://www.sexmate.com
となりの寝室事情 うちの寝室事情 http://www.suzune.net/
セックススクールadam http://www.adam-tokunaga.com/
アルコール依存症 SEIN指宿 http://www.synapse.nejp/^sein/
統合失調症 メンタルナビ http://www.mental-navi.net/
認知症 認知症ケアポータルサイト http://www.chihoucare.com/
カウンセリング オンライン(有料)
ココロノマド http://www.kokoronomado.com/user/item01.html
ピースマインド Tel.03-5308-3530 http://www.peacemind.com/
対面(有料)
東京カウンセリングセンター Tel.0120-556240 http://www.tcchp.com/
EAP総研 Tel.03-5222-5706 http://www.eapjp.com/
キャリアマネジメントコンサルティング Tel.06-6459-3882 http://cmck.co.jp/
心理療法(サイコセラピー)
日本臨床心理士会 Tel.03-3817-6801 http://www.jsccp.jp/
東京心理相談センター Tel.03-3237-7457 http://www.tpcc.co.jp/
仕事・キャリアカウンセリング
日本キャリア・カウンセリング研究会 Tel.03-5423-7003
http://www.npo-jcc.org/
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